2007-2011年の作品からselectされたSpecial Mix 今や '縄文トランス' と呼ばれるDance Heaven Soundと おびただしい旅の時間から選ばれたField Recordingの音景 バンドの初期衝動と完全即興演奏の詰まった5タイトルは増盤 , 再発売の予定は一切ないにも関わらず 膨らみ続ける過去の作品を聴きたいを言う声に 'DJ Mix' という独創楽団ならではのスタイルで応えた1枚 Mixは大阪のGod Mother DJ YA△MA 相互のRespectと融合によって紡ぎ出される作品は5年分の新しいアルバム
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原点回帰という名の進化を重ねていくラビラビを観る度に、自分が「日本人」でいること「日本に住むこと」を考えてしまいDNAのらせん階段をグルグル永遠に回ってしまいそうになります。そんなダンス。そして色んな側面が見えるこのアルバム、何より音が良いので全体のストーリーが美しく繋がっていきます。アイヌ民謡も昇華するバンドの呼吸の合わせ方=GROOVEが素敵です。大噴火までじっくりお楽しみください。
AO YOUNG / DACHAMBO http://dachambo.com/
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夢で聴いたアンデスの子守うたか、 遠くのセイロンの象の音楽でもなかった。やっぱり緯度はこのあたり、 ラビラビのSOUNDが△にこだまし放電されてる
Shhhhh / SUNHOUSE
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縄文時代、この列島ではすでに祭祀が行われていたという。ただ、そこでどのような儀式が行われていたのか、かなりの部分がまだ明らかにはされていない。 だから、僕はよく考えるのだ――そこには歌やリズムは存在していたのだろうか?もし存在していたのだとすれば、それはどんなものだったのだろうか?きっとそれらは多種多様で、ダイナミックで、ユニヴァーサルなものだったはずだ。 この『Heaven On The Ground』を聴いていて、ひょっとしたら縄文時代の人々はこんな音で踊っていたんじゃないか?という気がしてきた。「日本」という記号の裂け目から吹き出した古代のヴァイブレーション。渡来系弥生人の血を引いているであろう僕でも、この縄文グルーヴのヤバさは十分すぎるぐらい分かります(笑)。
大石始 / writer / editor
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曲の中の自然音に混じって聴こえる飛行機の音。 「また米軍機か」と思って一時停止したら飛行機音も消えた。 あれ?これ曲だったんだな。勘違いしたよ。 あ、これは、やんばるの音だ。オオシマゼミの鳴き声だ。 あ、佐久間さんの声だ! はあ、アギジャビヨゥ! このアルバム、いろいろ混ざって、1曲だねえ! このアルバム、発酵してるね!!!!!!!!!!!!!
石原 岳 / PIRARUCU / 高江音楽祭 主宰